御苑ニュース 
物思いにふけるナンバンギセル
2005年9月15日
 日本庭園のススキの足元に、ちょっと変わった形の野草が登場しました。上の池の橋の真ん中にある、ススキの葉の下を覗いてみると、数本立ち上がっているのが分かります。
 これはナンバンギセル。漢字では南蛮煙管と書きますが、花の形が西洋のパイプに似ていることが名前の由来です。
 ナンバンギセルはススキやミョウガなどの根から栄養を取る寄生植物で、日本各地に自生しています。
 その花の形が、何か物思いにふけっているように見えるからでしょうか、別名はオモイグサ。ススキの軒下で静かにひとり思索を深めているのかもしれません。