御苑ニュース 
秋の七草・ハギみごろ
2004年9月11日
 「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
 「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 あさがほの花」
 日本庭園の茶室・楽羽亭のそばで、秋の七草のひとつハギがみごろをむかえました。
 万葉集の山上億良の2首の旋頭歌より定着した秋の七草。朝顔が現在はキキョウになっていますが、一般には、ハギ、オバナ(ススキ)、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウを秋の七草といいます。また、秋の七草は花ですが、春は七草粥に入れる若葉を対象としています。
 万葉集の時代には、芽や芽子をはぎと呼んでいました。毎年古い株から芽が出る生える芽(き)が名前の由来です。
 ふさふさと茂った葉の間から、ちょこっと顔をのぞかせる小花。まるで吹き抜ける風と呼吸を合わせるように、ゆっくりと揺れる枝が秋の訪れを知らせてくれます。