御苑ニュース 
ドングリふくらむ秋が来た!
2003年9月9日
 夏休みも終わり、ゆっくりと秋へ移り変わる新宿御苑。
 遠足の下見の先生たちから、園内にあるドングリの種類や観察場所に関する質問も多く寄せられています。
 枝先を見てみると、ふくらんだ実の隣に、まだ小さな実がついています。これは来年熟する赤ちゃんドングリ。編み編みベレーの間から小さなとんがり頭を出しています。
 漢字で書くと「全手葉椎」。手を広げたように、葉がつくことがの名前の由来です。
 サツマジイともよばれ、もともとは九州や沖縄に自生していた樹木で、海岸沿いに運ばれたといわれています。
 防火・防風林として、また、公園や街路の都市緑化の樹木としておなじみです。
 「実がなるのはいつ?」といっても、こればかりは自然のリズム。わっ!といっせいに生るのではなく、種類や場所によっても様々。風の強い日などは、根元いっぱいに実が落ちていることもあります。
 雨音ならぬ、ドングリ音。ころん、ころんと音を立てながら、ひとつふたつ、実りの秋が足元に踊ります。