御苑ニュース 
秋色モードのフクラスズメ
2003年9月25日
 母と子の森でちょっとかわった虫を見つけました。
 淡いクリーム色の体に、黒と黄のライン。手足は朱色で、脇の部分には赤い斑点。そして背中いっぱいの細い針のような毛。
 秋の最新モードをいち早く取り入れたような、鮮やかないでたち。
 この体勢が落ち着くのでしょうか?頭を90度下に向けて背中を曲げています。
  これはフクラスズメ。ちょうど夏に見たときは、まだ体が黒く小柄でしたが、2ヶ月が経ち、こんなに大きくなりました。
 食欲は相変わらず旺盛なようで、丸坊主にしたイラクサの枝先から出た若葉も、もうかじり跡がついていました。
 刺激を受けると体を激しく振るのが特徴のフクラスズメ。お腹のあたりに触れてみると、ゆっくりと体を左右に降り始めました。
 一匹が揺れ始めると、連鎖反応でか、隣の虫も同じように体を降り始め、まるで大風でも吹いたかのように、あっという間にイラクサ全体が激しく揺れ始めました。これが鳥などの天敵から身をまもる行為。確かにびっくりしてしまいました。