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耳をすませば、小さな秋の虫たちの鳴き声があちらこちらで聞こえる母と子の森。草むらを歩けばぴょんぴょんと飛び出すショウリョウバッタ。夏から秋に、セミやトンボからバトンタッチで、実りの秋がやってきています。 | |
| 足下にごろんとろがるこれは何?クリにしては丸すぎるし?はてなんだろう? 実はこれ、トチノキの実なんです。 昔、ある山村で、土地ぐるみでこの木を守ったことが「土地の木」の名前の由来。春にクリーム色の円錐形の花が木一杯に咲きます。大きなはっぱのあいだから、上向きににゅっと飛び出た花の姿がなかなか面白い樹木です。 この実の灰汁をよく抜いて、栃餅を作りました。 |
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西休憩所のすぐ横に、大きな木一杯に黄色のぼんぼんをつけた樹木があります。よーく見てみると、直径5cmほどのかわいらしい実でした。 これはカンレンボク。中国原産の樹木で、大正時代に渡来しました。生長が早く、すくすくとのびることを喜んで、別名・喜樹(キジュ)。校庭などに記念樹として植えられます。 夏にクリーム色の、実と同じようなぼんぼん形の花が咲き、その後ふくらんで実となります。秋にかけてしだいに茶色く熟してゆきます。 |
| 母と子の森を出て、新宿門へ向かう途中に、枝一杯にまっかな実のついた小さな木があります。これはウメモドキ。 葉や小さな花の形がウメに似ていることが梅擬きの名前の由来です。葉が落ちた後も実が枝に残り、冬にあたたかな趣をそえます。 また、このかわいらしい赤い実は、野鳥達の大切な冬の食料となります。 実りの季節・秋がやってきました。園内各所でちいさな秋をみつけてみませんか? |
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