御苑ニュース 
ブドウ発見!?
2005年8月17日
 夏から秋へ。ゆっくりと実りの季節に向かう御苑の木々。
 玉藻池の外周沿いで、小指の爪の先ほどの大きさの、ブドウの房のような実を発見しました。
 これはヨウシュヤマゴボウの実。ブドウと思ってうっかり口に運ぼうものなら危険な毒を持つ植物です。
 ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産のヤマゴボウ科の多年草で、明治時代初期に渡来しました。
 根が野菜のゴボウに似て、西洋種であることが、洋種山牛蒡の名前の由来。アメリカヤマゴボウとも呼ばれています。
 初夏から秋にかけて花が咲き、実が熟すヨウシュヤマゴボウ。ちょうどこの夏の時期は、花と熟し始めた実が同時に楽しめます。  
 やわらかな枝の先端に、ふわふわとのびた白い房状の花。
 中央の黄緑色の丸い部分がふくらんで、ワインレッド色へ熟してゆく様子を観察するのも面白いもの。
 園内の木々や草花に足をとめてみると、静かに移り変わりを始めている季節の表情と出会えます。