御苑ニュース 
日本庭園の夏景色
2006年7月26日
 久しぶりの青空が広がる新宿御苑。
 今朝のニュースによると、東京は11日ぶりの快晴とのこと。梅雨明けを予感させるようなお天気ですが、今週末もぐずつくとの予報で、梅雨明けは来週になるようです。
 夏の御苑というと、暑いイメージがあるかもしれませんが、都市を冷やすクールアイランドとして、近年研究が進められているのをご存知ですか?都会の喧騒からわずか数分のところですが、一歩入るとその涼やかさが実感できます。
 そんな夏の園内で涼を感じるスポットのひとつに日本庭園があります。
 上の池をゆったりと泳ぐ魚たちを愛でながら、夏木陰でひと休み。すっと汗も引く涼しさは、御苑の夏の魅力のひとつ。水面に映りこむ風景を撮影したり、スケッチブックに筆を走らせる方など、みなさん思い思いに御苑の夏を楽しんでいらっしゃいます。
 梅雨の晴れ間を首を長くして待っていたのは、御苑に暮らすカメたち。水辺の止まり木などに並んで甲羅干しをしています。
 甲羅干しはカメにとって、ビタミンの合成や、体の雑菌を消毒、体の温度を上げて代謝を良くするためのとても重要な行動です。太陽の紫外線を受けることで、成長に大切なビタミンDが出来上がります。  
 橋のそばの浅瀬で、体長40cmくらいのスッポンを見つけました。くちばしと呼ばれる長い唇が特徴。大型種が多く、大きいものでは甲長が100cmを超える種もいるとか。 柔らかい甲羅から酸素を取り込み、呼吸をしているそうです。
 夏を謳歌する御苑の生き物たち。緑鮮やかな園内で生き物たちの暮らしにふれてみませんか。