御苑ニュース 
ニイニイゼミが鳴きはじめました
2006年7月14日
 先週末ごろから園内各所で聞こえ始めたセミの声。セミが鳴き出すと梅雨明けが近いと言われていますが、ここ数日間は一気にボリュームを上げてにぎやかに鳴いています。
 「チー」と澄んだ声の持ち主は、ニイニイゼミ。新宿御苑のセミのトップバッターでもおなじみで、ちょうど今盛んに園内で鳴いているのがこのセミです。
 新宿門そばの木の幹にニイニイゼミの抜け殻を見つけました。特徴は体全体に泥がついていること。地上から20〜50cmくらいの高さで羽化するようで、比較的低い位置で見つけることが出来ます。
 この夏を待ちながら、4年の間土の中で暮らしていたニイニイゼミ。様々な外敵からのがれて再び外に出るものはほんのわずかです。ひと夏にこめられた一生のドラマ。園内に響き渡るセミのコーラスに、命の響きを感じます。
 都会のオアシスで、生きものたちの生命がしっかりと育まれているのです。