御苑ニュース 
ヒマラヤスギに鳥の卵!?
2004年7月16日
 中の池そばのヒマラヤスギの大木に、なにやら不思議な球状のものを発見しました。ふさふさと葉の茂った枝に、鳥が卵を産んだのでしょうか!?一見するとその姿形は鳥の卵のようです。
 実はこれはヒマラヤスギの松ぼっくり。秋に小指の先ほどの小さな雌花つき、受粉後冬から春にかけて成熟し、夏にぷっくりとふくらんだ緑色の実が葉の間から現れます。
 ヒマラヤスギの松ぼっくりはちょうど2年かけて熟します。
 秋には握りこぶしほどの大きさになり、完全に熟すると種を包んだ果鱗が一枚一枚はがれおち、糸巻きの軸のような果軸が枝に残ります。種には翼があり、くるくると回りながら、風に乗って飛び広がります。足元には去年熟した干ししいたけのような形の種が散らばっていました。
 さぁ、ヒマラヤスギの命の卵が、どのように孵ってゆくのか楽しみです。