御苑ニュース 
細くてにょろにょろこりゃなんだ?
2003年7月26日
 「森の中で体長50p、幅1pほどのなめくじのような生物を目撃しました。色は鮮やかなキャメルで、みみずを食しておりました。 なんとも気になったので、質問させていただきました」
 先日メールでも質問の寄せられているこの生き物。園内でも目撃情報が多数寄せられています。
 一見すると小枝のようですが、湿った園路をにょろにょろと歩いています。太さは1cm、長さは30cmくらいです。  
 調べてみると、これはコウガイビル。漢字で書くと「笄蛭」です。頭の部分がイチョウ形で、結った髪に挿す髪飾りの笄(こうがい)に形が似ていることが名前の由来。ヒルとは別の種類で、人体への影響はありません。
 陸生の渦虫類の一種で、日本には数十種類が棲息しているといわれています。体長は5〜50cm。キャメル色の体にこげ茶色の縦じまがあるもの、体が黒色のものなどがあります。