御苑ニュース 
鮮やかなオレンジの花びら
2003年7月15日
 母と子の森でオニユリがつぼみを開き始めました。
 みずみずしいオレンジに、褐色の斑点がちりばめられた鮮やかな花びら。
 大きな花が風に揺れ動き、寄り合う様子が「ユリ」の名前の由来。花の小さなヒメユリ(姫百合)に対して、大型のユリを鬼に例えてオニユリとなりました。
 ユリ科の多年草で、日本全土に分布しています。
 まるでオートクチュールのドレスのよう。店頭に並ぶ生地から選んで作ったような、華やかな花です。
 ラッパ形の鉄砲百合系、漏斗形で大型の山百合系リ、盃形で上向きに咲く透かし百合系、花びらが反り返り下向きに咲く鹿の子百合系など、花の形も様々なユリ。オニユリは鹿の子百合系に属します。
 一枚の葉にひとつづつ。葉の付け根についた褐色の小さな球状のむかご。
 いわば小さな赤ちゃん。
 養分を貯蔵して小さな塊となり、茎からこぼれて新しい個体を増やします。