御苑ニュース(2002年7月) 


ロマンチックな並木道
2002年7月7日
とても東京とは思えない、ロマンチックなフランス式整形庭園のすずかけの並木。
ばら花壇を中央に、左右対称にまっすぐに伸びた並木道は、いつの日か旅先で見た風景にも似ています。
黄金色に染まる秋の紅葉も見事ですが、夏のグリーンが鮮やかです。
枝いっぱいに茂る黄緑色の葉。顔を覆うくらいの大きさです。
白地にグレーとカーキのまだらもよう。迷彩柄に似た樹皮も特徴的です。夏には白系統のすずしげな色合いに、冬には黄系統のあたたかい色合いに変化しているようです。
8列に等間隔に並んだすずかけの並木。156本の木々は、毎年冬に、それぞれの大きさや生育状態ををみながら剪定を行っています。
庭園や公園だけでなく、街路樹としてもおなじみのスズカケノキ。
新宿御苑のスズカケノキは明治30年に種子を輸入し栽培を始めたといわれています。
明治39年には、新宿御苑の責任者である福羽逸人が、東京市より街路樹の研究を委託され、スズカケノキやユリノキの種子を提供したのをきっかけに、各地で栽培が始まりました。
現在全国で街路樹としてポピュラーなスズカケノキは、この御苑の並木の枝を母樹としています。
また、園内のスズカケノキは、明治20年代の同時期に植えられたものがほとんどですが、並木のようにある一定のエリアで生育したものと、芝生のまん中で生育したものと、十人十色で、ずいぶんと形に変化があり、非常に個性的です。
できごといろいろありました<ニュースバックナンバー>
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