御苑ニュース 
甘い香りのヤエクチナシみごろ
2006年6月29日
 梅雨の雨雲はどこへやら、真夏を思わせる蒸し暑い日が続きますが、新宿御苑は別天地。街中から一歩入れば、そこは緑のオアシス。約2万本の木々が茂る涼感あふれる憩いの空間です。
 木陰を流れる風に涼みながら園内を散策していると、甘い香りが漂ってきました。これはヤエクチナシの花。ちょうど梅雨時期の6月にみごろをむかえます。湿度の高さに花の香りもいっそう濃厚さを増すようで、甘い香りが一面に広がっています。
 クチナシはアカネ科の常緑低木。果実が赤く熟しても開かないことが口無(クチナシ)の名前の由来です。果実はお正月料理でおなじみのキントンの色付けなど、染料としても用いられています。
 新宿御苑には八重咲きの大輪のクチナシのほか、小輪のコクチナシ、一重咲きのクチナシが園内各所にあります。
 季節の香りを愛でながら、新宿御苑で夏のひとときを涼んでみませんか。