御苑ニュース 
ぜつめつきぐしゅがなくなってほしくないです
2004年6月5日
 青空にさんさんと太陽ふりそそぐさわやかな休日。環境月間の無料開園日の今日は、約3500人の方が初夏の御苑を楽しみました。
 火曜日より始まった日本絶滅危惧植物展。会場の温室やインフォメーションセンターは、週末とあっていちだんとにぎやか。子供から大人まで幅広い世代の方が、関心を持ってご覧になっているようです。
 インフォメーションセンターでは、絶滅危惧種の定義や現状についてわかりやすく解説。特集展示では、九州地方で絶滅の危機に瀕しているハナシノブを取り上げ、環境の大切さや保護活動を紹介しています。
 <アンケートより>
 「自然の生態系に対して、普段いかに無関心であるか、あたり前の状態であるべき自然が、あたり前では維持できなくなってきている現状を感じました」(50代)
 無料開園日のこの週末は、インフォメーションセンター2階レクチャールームにて、環境とのかかわりをテーマとした映像作品を紹介する『地球環境映像祭入賞作品上映会』を開催。オーストラリア、韓国、中国と、世界各地の環境作品を紹介します。また、1階の大型モニターでも2階の上映風景をライブ中継しています。
 また、今回は、絵筆で植物の生命を守る自然保護運動として注目されている、日本植物画倶楽部の協力により、新宿御苑で栽培している約30種の絶滅危惧植物の植物画を展示しています。
 <アンケートより>
 「意外な植物の絶滅が危惧されていることを知り驚きました」(60代女性)
 「子供の頃には普通に見られた草花も、今は絶えてしまうと云うことは悲しいです。草花でも動物でもみんな元気に生きられる自然を守らねばいけないと思います」(60代男性)
 「ぜつめつきぐしゅがなくなってほしくないです」(10歳未満女性)
 「ぜつめつしちゃうなんてかわいそうだなと思いました。花は話せないから『とらないで』ということもできないし、人間が気をつけなきゃいけないな」(10歳未満女性)
 未来を見つめる子供たちの声がアンケートに寄せられています。