御苑ニュース 
日本絶滅危惧植物展が始まりました
2004年6月1日
 環境月間特別企画・日本絶滅危惧植物展が始まりました。2001年より始まった当企画展も今年で第4回目。なかには毎年楽しみにいらっしゃる方も。
 今年のテーマは日本の植物。九州の阿蘇地方に自生する野草・ハナシノブの特集展示をインフォメーションセンターに設け、 温室と庭園内で日本の絶滅の危機に瀕している植物を紹介しています。
 温室会場では、温室で保護栽培している27種の絶滅危惧種を解説とともに紹介。
 オリヅルスミレなど、展示植物のなかには、すでに野生状態では絶滅してしまった植物もあります。
 展示台に置かれた小さな苗木のひとつひとつも、現在の日本のなかでは希少な命のひとつ。大きな未来を担っています。
 庭園内では、トサミズキやヒトツバタゴなど8種の絶滅危惧植物を解説とともに紹介。
 また、九州の阿蘇地方に自生する野草・ハナシノブの特集展示と、日本植物画倶楽部による絶滅種の植物画展をインフォメーションセンターにて開催しています。
 「これも絶滅危惧植物なんだ」。絵筆で精巧に表現された、植物画が並ぶアートギャラリー。エビネやアサザなどおなじみの植物も実は生育が危ぶまれているのです。
 「昔は山でよく見たんだけどね」と、来場者のみなさんも懐かしい思い出とともに、感慨深げに絵画を鑑賞しています。
 インフォメーションセンター内の特設環境情報コーナーでは、環境省発行の各種パンフレットを配布。
 また、日本の絶滅危惧種を網羅した「レッドデータ・ブック」や各種関連書籍を、閲覧図書として常設しています。
 身近な自然を学ぶ、日本絶滅危惧植物展をどうぞお楽しみください。