御苑ニュース 
ドングリの花ってどんな花?
2003年6月13日
 秋といえばおなじみのドングリ。ドングリはブナ科の木の実の総称ですが、園内でも本数の多いマテバシイ。実もコナラやクヌギとくらべると大きめで、しもぶくれのいかにもドングリらしい形がおなじみです。
 さて、そのドングリの花って、ちょっとイメージしにくいのですが、ちょうど今みごろをむかえています。
 木々の葉の緑の中で、ひときわ華やかに黄土色に染まっているのがマテバシイの花。
 独特の香りを放ち、昆虫たちを誘い込みます。
 毛糸のようなひも状の部分が雄花。よーく見てみると、おしべの伸びた小さな花がいくつもついています。
 中央に一本小枝のようにのびている部分が雌花。黄緑色の軸をぐるっと囲んで、いくつもの雌しべがついています。
 マテバシイの実は2年型で、翌年の秋に実をつけます。
 茶色に色づいた雌花には、ドングリの赤ちゃんがいくつも。
 全身すっぽりと灰青色のベレー帽に包まれています。
 一冬ほぼこの状態で越し、翌年の夏にようやく顔を出し始め、秋にはぐんぐん背を伸ばし、秋色に色づきます。
 よーく見てみると、ベレー帽から頭を出したドングリもありますよ。