御苑ニュース 
クワの実発見!
2005年5月10日
 「母と子森は本当に子どもと一緒に歩くと楽しい場所ですね。」
 武蔵野の雑木林を思わせる母と子の森は、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる、身近な自然とふれあう観察フィールド。四季折々の木々や草花などが楽しめます。
 池のそばでちょっと変わった形の実がついた木を見つけました。
 これはクワの実。虫か何かのようなおどろおどろしい形をしていますが、赤紫色に熟した実を山で食べたなんて方も多いのではないでしょうか。
 昔は山村などで絹糸を作り出すカイコ飼育のためにクワ畑が設けられ、大規模に栽培されていました。
 カイコが食べる葉で「食葉(くは)」、蚕の葉「蚕葉(こは)」がクワの名前の由来。養蚕でカイコに食べさせる葉は、このクワよりも葉の大きな改良品種を用いているそうです。
 木を観察してみると、葉や枝にさまざまな生き物たちを発見しました。すみかであり、食料でありと、一本の木がいくつもの命を支えています。