御苑ニュース 
初夏を彩るウノハナみごろ
2004年5月22日
 下の池でウノハナがみごろをむかえました。
 若葉の緑に包まれた新緑の園内に、ひときわ涼しげに咲くウノハナ。房いっぱいについた純白の小花が、風にやわらかく揺れています。
 木の芯に穴があいていることから、空ろ木が転じて空木(ウツギ)ともよばれています。また、豆腐の絞り粕のおからを卯の花とよぶのは、この花の白さに例えたものです。
 陰暦の4月を卯月とよびますが、この頃にウノハナが咲くことが由来です。
 また、この時期の雨が盛りのウノハナを腐らせるように降ることから「卯の花腐し(うのはなくたし)」、どんよりと曇った日を「卯月曇(うづきぐもり)」や「卯の花曇」と呼びます。
 今日はまさに卯の花曇。乳白色の空に、ウノハナの花色もとけ入ってしまいそうです。