御苑ニュース 
御苑のシンボル!ユリノキ開花
2003年5月1日
 新宿御苑のシンボルツリー・ユリノキが咲き始めました。
 イギリス風景式庭園の広い芝生にすっと伸びる姿は圧巻。明治時代初期に植えられたといわれ、樹齢100年以上・高さ40m近い大木に育ちました。
 現在は街路樹などでおなじみですが、この新宿御苑をルーツに全国に広まった歴史があります。
 初夏に咲く、黄緑とオレンジ色のグラデーションが鮮やかな、チューリップに似た花。
 開花期には甘い香りが一面に漂うほど、蜜たっぷり。甘味をお目当てに、野鳥たちが花をついばんでいますが、大木の枝いっぱいにまだつぼみがたくさん。ゴールデンウィークには鮮やかな花が楽しめそうです。
 こちらは千駄ヶ谷門そばのシナユリノキ。ユリノキは北米原産ですが、シナユリノキは中国原産。
 ユリノキに比べて、全体的に小ぶりで、花色がやや濃いのが特徴です。
 若葉にかくれて、ちょっと見つけづらいのですが、枝先に小さな花が咲いています。
 ユリノキの別名はハンテンボク。漢字で書くと「半纏木」ですが、これは葉の形が布はおりのはんてんに似ていることに由来します。
 シナユリノキはやや切れ込みも浅く、まさにはんてんそっくり。大きなお父さんのはんてんに、お母さんのはんてん、そして小さな子供たちのはんてんがひらひらと風に揺れます。