御苑ニュース(2002年5月) 


新宿御苑にトキが来た!
2002年5月29日
新宿御苑にトキが来ました!
ええっ、都会のまん中にトキ!?大きな羽根を広げ、はるばる佐渡島から渡って来た?
今週から始まった、環境月間特別企画の絶滅危惧種展では、日本各地で絶滅の危機に瀕しているトキやイリオモテヤマネコなどの野生生物のはく製や、写真・絵画などをご紹介しています。
童謡でおなじみのメダカなど、私たちの生活に古くからなじみある生き物たちがいなくなろうとしている現代。身近な生き物たちに目を向けてみませんか。
今日は渋谷区立鳩森小学校の6年生が絶滅危惧種展見学にやって来ました。
『ぜつめつきぐ』ってちょっと聞き慣れない言葉。
「知ってるよ!テレビで見たよ!」そうそう、最近はトキやイリオモテヤマネコ、そしておなじみのメダカなどが紹介されていますね。
でも絶滅ってなに?危惧ってなに?
これはある生き物の種の命がなくなること、またなくなろうとしていることです。
ひとつの生き物がいなくなるってどんなこと?
さあ、イメージしてみて。21人のクラスのみんな。体格も違うし性格もいろいろ。でも、もしあるひとりの生徒が21人いたらどう?
この世界があるひとつの生き物ばかりになってしまったら?
全国の国立公園を守る環境省では、このような野生生物の保護を行っています。
生命が危ぶまれている野生生物をリストにしたものが『レッド・データブック』。
信号の「止まれ」の赤、サッカーの「レッドカード」の赤。危険をあらわす赤い表紙の本の中には、絶滅の危機に瀕している野生生物の生育状況と分布地、危険度が掲載されています。
世界的に数の減ってきているアホウドリ、沖縄の西表島にのみ生育するイリオモテヤマネコなど、山梨の生物多様性センターよりはく製がやって来ました。
顔を近付けて、今にも動きだしそうな動物たちがじっとこちらを見ています。

島内の交通事故で命を落としたイリオモテヤマネコ
『この展示会では何種類の絶滅危惧種が見られますか?』
インフォメーションセンターでは、はく製や写真・絵画など54種の絶滅危惧種の解説と、全国の自然保護施設や保護センターの活動をご紹介。植物展会場の園内では9種、温室では減少の要因別に50種の絶滅危惧種をご紹介しています。
日本絶滅危惧種展は6月9日(日)まで開催(3日は休園日です)。今週末6月1日・2日は環境月間の無料開園日です。
この展示会を通して、みなさん自身が愛情をもって身近な自然に目を向けるきっかけとなることを願っています。
できごといろいろありました<ニュースバックナンバー>
5/2 バラが咲いた♪バラが咲いた♪
5/5 スイレン開花
5/8 緑の葉っぱ・赤い葉っぱ
5/10 黄緑色のちいさな花
5/10 さくらの思い出
5/10 バナナの香り一面に!
5/14 大集合!御苑で遠足
5/18 甘い香りいっぱい!バラ満開です
5/21 カルガモ日光浴
5/21 カルミア咲き始め
5/21 実りの季節・クワの実
5/21 ふくらむつぼみ・タイサンボク
5/21 サツキがみごろをむかえました
5/21 つぼみふくらむアジサイ
5/31 紅色の鮮やかドーム・サツキみごろです