緑の葉っぱ・赤い葉っぱ
2002年5月8日
♪夏も近づく八十八夜♪は、5月2日。
そして春から夏へ、5月6日の立夏をすぎ、暦の上ではもう夏となりました。
ゴールデンウィークはみごとな快晴。約4万人の来園者が都会の自然を満喫しました。
この時期の日ざしは盛夏の8月とほぼ同じ。ノースリーブの来園者も目立ちました。
イギリス風景式庭園いっぱいに、色とりどりの帽子が並びます。
平日の今日も、保育園や小学校の遠足を楽しむ子供たちでにぎわいました。
目覚めた生き物たちがゆっくりと動き始める季節。
蛙始鳴(かわずはじめてなく)、蚯蚓出(みみずいずる)、竹笋出(たけのこしょうず)、蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)など、この5月をあらわすさまざまな言葉があります。
久しぶりの雨をうけ、木々の葉に澄んだ玉露がみずみずしく輝いています。
目に青葉。緑眩しい季節がやってきました。
カエデの若葉に、ちいさなプロペラ。花のあとに小さな実ができました。

イロハモミジの花
きゅっと握手。しっかり肩組み。
ぴったりと重なったカエデの若葉。まるでしっかりと手をあわせているようです。
枝垂れた枝にしっかりとつながる若葉。
雨の香りの残る、5月の風に軽やかに揺れています。
まるで紅葉?一足早い春の訪れに、紅葉も駆け足でやってきた?
新宿門そばの新緑のモミジ林に、真っ赤に色づいたモミジがあらわれました。
いえいえ、これは春に伸びはじめた若葉なのです。
葉の色素となるアントシアンの赤い色素が、この葉のもと。
若葉が成長してクロロフィルを生産できるようになるまで、紫外線から葉を守る働きをしています。また、日光を吸収して温度を下げる働きもしています。