御苑ニュース 
ハナミズキ咲き始め
2004年4月14日
 レストハウスそばでハナミズキが咲き始めました。
 ハナミズキは北アメリカ原産の樹木。樹皮を煮詰めたものが犬の皮膚病に効果があることから、ドッグウッドの英名があります。
 日本では花の美しいミズキ科の植物であることから花水木。また、花の形が法師の坊主頭に似ていることから、アメリカヤマボウシの別名があります。
 新宿御苑のハナミズキの歴史はさかのぼること約70年。1912年に東京市長の尾崎行雄がアメリカのポトマック河畔に3000本のサクラを贈り、その返礼として1915年に白花のハナミズキ40本、1917年に紅花のハナミズキ13本が日本に渡来しました。そのなかの紅花のハナミズキ3本が新宿御苑に1935年に植えられたといわれています。
 現在は園内にそれらの原木と思われる木を含め、約40本のハナミズキがレストハウスほか各所にあります。
 直径1mmの黄緑色の小形の花が15〜20個集まってつき、それをがくの変化した4枚の総苞が包みます。
 アン、ドゥ、トロワー。
 くるっと丸まったがくは、ポーズを決めたバレエダンサーのよう。ゆっくり開いてゆく様子も独特で、ユニークな味わいがあります。  
 ちょうど左側の写真がハナミズキの満開の状態。
 黄色いおしべがぴょんぴょんと伸びはじめています。
 下の写真はがくがつぼみを丸くつつんだ状態。小指の先ほどの大きさですが、3cmほどの長さにゆっくりと伸びてゆきます。