御苑ニュース 
300枚の花びら!ケンロクエンキクザクラ開花
2003年4月16日
 下の池のケンロクエンキクザクラが開花しました。
 咲き誇る里桜のなか、黄緑色の若葉が茂っているので、もう花のみごろを終えた葉桜のようにも見えますが、実はこれから。
 見上げると葉の間から紅色の小さな花がいくつものぞいています。開ききるまでに時間がかかるようで、まだ中央は集まった花びらの紅色が鮮やかです。
 石川県金沢市の兼六園に原木があったことが兼六園菊桜の名前の由来。孝明天皇より下賜されたといわれています。
 原木は1928年に国の天然記念物の指定を受けましたが、1970年に枯死しました。
 ケンロクエンキクザクラはバイゴジジュズカケザクラと同じ菊咲きの桜。直径約4cmの小ぶりな花ですが、100〜300枚もの花びらがあります。
 新宿御苑には下の池にケンロクエンキクザクラが1本あります。晩春の御苑を彩る可愛らしい里桜です。