御苑ニュース 
これも花です ハナノキみごろ
2005年3月29日
 花の中の花らしく、その名も「花の木」。
 管理事務所そばで、ハナノキがみごろをむかえました。ハナノキは雄と雌の木が異なる雌雄異株の樹木ですが、新宿御苑には雄の木が2本あります。
 花というと、梅や桜のように、花びらとおしべ・めしべがあって、枝いっぱいに色とりどりに彩るというような印象がありますが、花は花でもこのハナノキはちょっと違います。
 弓なりにのびた枝先に、ちょこんとついた赤いもの。実はこれが花なのです。花びらはなく、おしべとめしべがのびた形をしています。
 イロハモミジなどと同じカエデ科の樹木で、秋には鮮やかな朱色に色づき、その紅葉の美しさから花楓(ハナカエデ)の別名もあります。
 ハナノキは、長野や愛知、岐阜県に自生していますが、開発などから個体数が減り、絶滅を危惧されています。