御苑ニュース 
春の香りをくらべてみよう
2005年3月19日
 春のあたたかな風に漂う、ほんのりと甘い花の香り。
 管理事務所前でみごろをむかえたジンチョウゲ。江戸時代の学者・貝原益軒は著書『大和本草』に、この花のことを「春遠し故に七里香とも云う」と、遠方まで芳香を漂わせるとあらわしています。  
 街中でも多く植えられているジンチョウゲ。この花の香りに「春が来たな」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 管理事務所の隣、旧洋館御休所では、同じくジンチョウゲ科のミツマタがみごろをむかえています。
中国原産で、室町時代に日本に渡来したといわれているミツマタ。 古くから和紙の原料として用いられ、紙幣の原料にもこの木が用いられています。
 ミツマタは枝が三つに分かれているのが名前の由来。黄色の小花が30〜50個枝先に集まって、ブーケのように咲きます。
 ジンチョウゲほど強くはありませんが、うっすらと甘い香りが漂います。