御苑ニュース 
ハナモモみごろです
2004年3月21日
 「池のそばにある、赤と白の花が一緒に咲くサクラは何ですか?」。
 ちょうど桜と同時期に咲くので、同じ桜の仲間と思われている、ちょっと不思議な木。
 これは花を鑑賞するために改良された園芸品種のハナモモです。1本の木に、赤と白の花が同時に咲く、源平(ゲンペイ)という品種です。
 レストハウスの2階のテラスからは、ちょうど顔の真ん前に枝が大きく伸びています。まるで手招きするように、枝いっぱいに咲いた鮮やかな花。小さな子供たちも、両手を広げて大喜びです。
 新宿御苑も桃源郷のひとつかもしれません。弓なりにのびたハナモモの枝の向こうには、新宿の高層ビル街がのぞいています。
 テラスの上から見下ろすと、木の周りにぐるっとカメラマンのみなさんが輪を作っています。
 園路の反対側で、黄緑色の若葉を茂らせているのは、シュゼンジカンザクラ。2月下旬にはみごろをむかえ、もう早々と夏に向けて衣替えをしています。池のスイレンも赤い若葉を広げはじめました。