御苑ニュース 
ちょっと変わったハルニレの花
2004年3月16日
 早咲きのサクラがみごろをむかえた園内で、同じくみごろをむかえた管理事務所前のハルニレ。
 花といっても、おなじみの花とはちょっと変わったその姿。遠目に見ると、木全体がうっすら赤く色づいているのがわかります。細い枝いっぱいについた、小指の爪ほどの小さな赤い球状の部分が花です。まるで子持ち昆布に似ています。
 花びらがなく、雄しべと雌しべが飛び出た独特の形の花。ハルニレにとって春は人生の半分以上を占めるでしょうか。他の花々でいうなら春と夏と秋が一緒になった季節なのです。
 大忙しのスケジュールをこなすハルニレ。葉の出る前に花を咲かせ、葉が出ると同時に実が熟し、次の子孫を残します。