御苑ニュース 
ハクモクレン満開です
2004年3月11日
 数日間のあたたかさに、新宿御苑のハクモクレンが一気に満開をむかえました。
 去年と比べると約10日早く、一昨年とほぼ同時期の開花です。
 年に一度のお披露目のこの日に、やってきたのは南風。終日やむことのないその強風は、まるで春の嵐のようなにぎやかさでした。
 美しく着飾った花々が、枝ごと大きく揺れる姿に、「そんなに強く吹かないで」と心のうち。またとない一瞬の美しさをファインダーに、多くのカメラマンが集まりました。
 青空にいっそう鮮やかにはえるハクモクレン。花は日の当たる上の方から順に開き始めます。この透き通った純白の花びらが特徴。開ききった花の中央から、雄しべと雌しべがのぞいています。
 白い蓮のような花の咲く木が、白木蓮の名前の由来。中国原産で、古くに日本に渡来し寺院などに植えられたといわれています。
 新宿御苑の千駄ヶ谷門そばには、ハクモクレンの近似種で、花びらが紫色のシモクレン(例年5月ごろ開花)があります。
 力強い芽吹きの足音。躍動感にあふれた新宿御苑の春を楽しみましょう。