御苑ニュース 
小さな水玉のじゅうたん
2003年3月13日
 御苑の西側、武蔵野の雑木林を思わせる母と子の森に、小さな春がやって来ました。
 葉を落とした木々の足元に広がるあたたかなひだまり。カンレンボクのちょうど足元、芽吹き始めた草の緑の中に、小さな水玉が浮かび上がっています。
 これは春の野草・オオイヌノフグリ。
 直径1cmほどのほんとうにちっちゃな花。
 西アジア原産で、明治時代に日本に渡来したといわれています。
 熟して下を向いた果実が犬の陰嚢(ふぐり)に似ていることがイヌノフグリの名前の由来。このオオイヌノフグリは、花がやや大きめです。
 中国では植物全体を乾燥させたものを、解毒や肝臓の病気に効果のある漢方薬として利用しています。