中の池に描いた水彩画
2002年3月5日
春の御苑をキャンバスに描くとしたら?
花吹雪のウメ、紅色のカンザクラのじゅうたん、などなど。
中の池には鮮やかな水彩画が描かれました。
といってもこれは水面の映り込み。まるで絵筆でなぞったように、春の花々が描かれています。
ちょうどスイレンの葉が開く前の冬から春にかけてのこの時期は、もっとも水の澄んだ季節。あたたかさとともに水面に小さな葉がいくつも浮かび上がってきましたが、水鳥たちが気持ちよさそうに泳いでいます。
池一面がきれいな水鏡のように、周囲の風景を取込み写し出します。
左側はシュゼンジカンザクラ。伊豆の修善寺に原木があり、新宿御苑では今年は例年よりも1週間〜10日ほど早く、2月19日に咲き始めました。現在満開をむかえ、春を楽しむメジロやヒヨドリたちでにぎわっています。
右側はサンシュユ。黄色の小さな花火のような花が枝先に集まって咲いています。春のまだ花のない時期に、黄金のように咲くことから春黄金花(ハルコガネバナ)ともよばれています。
黄金のように大切な、花々の咲く春を待つ思いが感じられます。