カンザクラのじゅうたん
2002年2月26日
日本庭園のお茶室・翔天亭そばにある満開をむかえたカンザクラ。大きく枝を広げた足元に、淡いピンクの花びらのじゅうたんができました。
満開の花びらが、いちまい、またいちまいと地面を染めあげてゆきます。
風にたなびくじゅうたんはまるで、よせてはかえす波のよう。
一面に広がったピンク色のさざ波からは、潮の音が聞こえそうです。

幹によりそう花びら
桜吹雪は春の名残惜しさを感じる情景ですが、花にとってはもう次のステップが始まっています。
満開の花の間から、鮮やかな紅色の葉がのびはじめました。丸まった葉が、しだいにゆっくりとのびてゆき、やがておなじみのサクラの葉の形となります。
触ってみると、実にみずみずしくそしてやわらか。葉から生命の鼓動が聞こえてきそうです。
花の美しさと同じように、この新しい葉も実に美しく輝いています。

ちょうどソメイヨシノなどがみごろをむかえるころ、寒咲きのサクラたちは青々と葉を茂らせます。