新宿御苑ってどんなところ?
2001年2月9日

ガイド
ガイドボランティアが御苑を紹介する園内散策会。毎月第2・4土曜日に開催しています
ラクウショウ 歴史や四季の見どころなどをわかりやくすく解説する園内散策会。快晴の今日は約50人が参加しました。
はじめて御苑に来た方、植物について勉強している方などなど。四季を通じて御苑の魅力に触れられると好評で、最近は定期的に参加している方もいらっしゃるようです。


参加ご希望の方は、当日「新宿門」に集合下さい(10:30と13:30の2回あります)
御苑の西側にあるラクウショウ。突き出た根っこが特徴の北米原産の樹木で、原産地では主に湿地帯に生育します。小さな葉が集まった小枝が落葉する様子を、鳥の羽にたとえて落羽松と呼びますが、スギ科の樹木でヌマスギの別名があります。
「こんなにたくさんの根が立ち上がって生育のいいラクウショウは、日本でおそらくここくらいでしょう」。地面からにゅっと立ち上がっているのは気根とよばれる呼吸根。大きいものでひざ下くらいの高さになります。
御苑では明治時代初期に種子を輸入し栽培を始めたといわれ、現在では11本のラクウショウが高さ30mちかい大木となり独特の景観を作り出しています。
ラクウショウ
ガイド また、春といえばサクラ。園内散策会の後、御苑講座で桜鑑賞教室を担当している町田科長に、スライドを交えた桜についての解説を受けました。
今年は例年より一週間から10日ほど寒桜の開花が遅く、園内ではまだ3分咲きですが、約50種の桜があり、2月中旬の寒桜から4月下旬の霞桜まで、次々につぼみを開き始めます。
新宿御苑ガイドボランティアは2000年の夏に設立しました。
庭園・温室などの研修を経て、第2・4土曜日の園内散策会へと活動開始。現在19名のガイドが活動しています。樹木、花、昆虫、歴史など、それぞれ得意分野も幅広く、活動日以外も御苑での自主研修を行っています。

2月8日に特別研修会として、1999年の夏より保存改修工事を行っていた旧洋館御休所の説明会に参加。歴史的背景や修復にあたってのお話を聞きました。
ガイド
ガイド 明治29年(1896)に、皇室の御休所として建てられた旧洋館御休所は、アメリカで1860年から1890年にかけて流行した、スティックスタイルと呼ばれる建築様式を基調としたモダンな建物。
明治時代につくられた木造洋館は現存するものが少なく、歴史的にも価値のある建物です。
外観だけでなく、壁紙やじゅうたんなど、内装の細部にもひじょうに特色があります。

なお、展示公開については現在準備中です。