御苑ニュース 
メジロが春を知らせます
2005年1月21日
 昨日20日に大寒をむかえ、一年の中でもっとも寒さが厳しくなるこの季節、新宿御苑では早春の花々がつぼみを開き始めます。
 開花から約2週間、5分咲きをむかえた管理事務所前のカンザクラは、いつにない黒山のひとだかり。カメラマンが円陣を組んでいますが、みなさんカメラから手を離し、じっと木を見つめています。
 その瞬間現れたのは黄緑色の羽が鮮やかなメジロ。
 待ってましたとばかりに、カシャッ、カシャッとシャッターの嵐。ファインダーからのぞくメジロのポーズに合わせて、みなさんの指が自然とシャッターを押しているようです。
 冬を過ごす鳥たちにとって、カンザクラの開花はまさに春の訪れ。
 小さな体をくるくると旋回させながら、上手にくちばしで蜜を味わっています。目や鼻だけでなく、味覚でもたっぷりと春を満喫。
 春のお花見に心躍る鳥たちの喜びが、こちらにも伝わってきます。旬のモデルたちが集う冬の御苑で、小さな春を見つけてみませんか。