御苑ニュース 
庭園に響く水の音
2006年12月27日
 記録的な豪雨から一夜明け、今日は春を思わせるぽかぽか陽気の新宿御苑。風は強いのですが、気温は20度近くと、上着もいらぬほどの暖かさです。学校も冬休みに入り、今日は半そで姿の子どもたちが元気に園内を走り回っていました。
 昨日の雨が木々の枝をきれいに洗い流したようで、園路には色づいた葉が一面に広がっていました。天候の変化によっても表情を様々に変えるその風景は、御苑の魅力のひとつです。
 水量の上がった中の池と下の池には渓流が登場しました。普段は静かに水が流れているのですが、今日は勢いよく流れ込んだ水がゴゴゴゴ…と音を立てています。この風情のある池の作りは、御苑が現在の形に完成した1906年に出来たもの。御苑のデザインを手がけたフランスの造園家・アンリー・マルチネーは、庭園の中でも特に水の流れる部分に重点を置いていたようで、当時描いた鳥瞰図にもその跡を垣間見ることが出来ます。