御苑ニュース 
まるで雪の花!ヤツデ
2003年12月25日
 冬の御苑を彩る、可愛らしい自然の実り。まるでクリスマスのデコレーションのようなこれは、ヤツデの実。
 天狗の団扇のような、大きく手を広げたような葉はおなじみですが、秋から冬にかけてなんともいえず可愛らしい花が咲きます。
 一株でも豪華なボリューム。茂った緑の時とはまた違った、ゴージャスな雰囲気があります。
 小さな星をちりばめたような、淡いクリーム色の花。中央の山吹色とのコントラストも鮮やかです。
 長くのびたおしべはさながらスパンコールの輝き。
 まるで雪の花。肉厚の頑丈な葉っぱからはイメージし難い、こんなに繊細な花が咲くのです。
 花の後には黄緑色の球状の実が枝先にぼんぼんのようにつき、黒く熟します。上部の白い部分が帽子のようにぽこっと取れて、星形の黒い種がのぞいているものも。
 こっちにも、あっちにも。身近な木々や草花に近づいてみると、そこには新しい発見の世界。生き物たちの創造豊かな冬の姿は、まさにこの季節ならでは。冬の園内で宝物をみつけてみませんか。