御苑ニュース 
紺碧のタペストリー
2003年12月16日
 澄みわたった青い空の色を映し込んだ、中の池の紺碧の水面に、鮮やかな木々の葉のタペストリーが出来ました。
 イギリス風景式庭園の芝生から、風に舞い降りてきた葉が、水面に飛び込んで出来たこの織物。褐色がかった円形のスイレンの葉にそって、なだらかな曲線が描かれています。
 夏の間はまるで緑のじゅうたんのように、びっしりとスイレンの葉で覆いつくされる中の池ですが、この冬の季節は葉も落ち、鏡のように景色を映し込んでいます。大きく枝を張ったサクラの木の下に、ぽっかりとあいた水面。逆さ富士ならぬ逆さビル!?この時期ならではの風景です。  
 水面には色づいたモミジの葉が、ぷかぷかと日を浴びて浮かんでいます。時にはスイレンの葉のベッドでひと休み。気が向いたら池でひと泳ぎ。
 今日は特に澄んでいたのか、水中の様子も見えました。ゆらゆらと揺れる茎の足元にも、モミジの葉が敷きつめられています。風に大きく揺れる波紋にのって、この葉もゆっくりと水の中へ還ってゆきます。