御苑ニュース 
野鳥たちに会いに行こう!
2002年12月7 日
 朝から静かに雨の降る園内。
 今年最後の紅葉をファインダーにと、レインコートのカメラマンが色づいた木々の前でシャッターを押しています。
 今日は大雪。暦の上では、北風が強くなり、雪が降り始めるころです。
 やってきた冬を楽しもうと、日本庭園の上の池では、水鳥たちが元気に泳いでいます。
 第一のコース、黒太郎。第二のコース、花子。第三のコース、肇。第四のコース、金太。第五のコース、次郎。位置について、よーいドン!
 さあ、キンクロハジロのレースが始まりました。
 茶室の橋から上の池の橋まで、直線約50mのレースです。
 上の池のちょうど奥の林から聞こえる、なにやらにぎやかな声。
 まるで民芸細工のような鮮やかな羽色が特徴のオシドリのオスたちが、木の枝から水面に向かってスライディングをしています。
 モミジの浮かぶ小さな流れをゆっくり泳ぐのはカルガモ。
 水面に色づく紅葉を楽しんでいるようです。
 ぐるっと池を見ると、水面になにやら白い影。
 大きさからみるとチュウサギでしょうか。白いサギが水面をじっと見つめています。
 芝生の上を歩き回って土の中をなにやらつっついているのは、まだ子供のような小さなサギ。
 ひとまわり大きいのはお母さんでしょうか、大きな羽を広げて子供を誘導しながらえさを探しています
 素もぐりが得意なカイツブリや、エメラルドグリーンの頭のマガモなど、水辺には鳥たちがいっぱい。
 園内では、黒い尻尾で芝生をたたくハクセキレイ、黄緑色の体と白いお目目が特徴のメジロ、甘い蜜が大好きなヒヨドリなどなど、色々な仲間たちに出会うことができます。
 冬はバードウォッチングのシーズン。御苑の野鳥たちに会いに行きませんか?