御苑ニュース 
新宿御苑の菊花壇の魅力をご紹介します
2006年11月1日
 日本庭園の菊花壇展の開催とあわせて、新宿門隣・インフォメーションセンター1階のアートギャラリーにて、新宿御苑の菊花壇の魅力をご紹介する、特別企画展が始まりました。
 今年は、大作りに仕立てた北斎の屏風絵のモチーフである大菊「巴の錦」を中央にしつらえ、屏風絵とともにひときわ華やかに会場が彩られています。
 御苑の歴史コーナーでは、高遠藩主の江戸屋敷が農事試験場、皇室庭園、そして現在の国民公園となるまでの変遷をご紹介。みなさん足をとめてじっくりとご覧になっていらっしゃいます。
 新宿御苑開園100周年を記念して今春出版された『回顧録』は、明治時代に新宿御苑の創設に尽力した人物・福羽逸人が晩年に記したの幻の文献です。書籍コーナーでは新宿御苑にまつわる歴史文献もご紹介しています。  
 こちらは昭和30年〜50年代に製作された菊花壇のポストカードコーナー。カードの一枚一枚の菊の花を通して、その時代性が垣間見れます。
 近年の温暖化の影響でしょうか。菊花壇展の会期は11月1日〜15日と変わりませんが、数十年前の写真では、カエデが真っ赤に色づいているのが分かります。現在はまだ青葉で、紅葉も11月下旬から12月と以前に比べ遅くなっているようです。
 こちらはクイズコーナー。菊のとっておき情報や、御苑ならではの栽培の裏話などをわかりやすくご紹介しています。
 中央の屏風絵は、江戸時代に葛飾北斎が描いたもの。左側の赤と黄色の混色の花が「巴の錦」です。現存する最古の園芸品種の菊とも言われ、長野県などで保存育成が進められています。まだつぼみがちですが、来週半ばごろにはみごろをむかえそうです。