御苑ニュース 
新宿御苑で環境を学ぼう
2003年11月21日
 豊かな自然あふれる新宿御苑をフィールドに、身近な環境を学ぶ「新宿御苑移動教室」を、昨年に引き続き今年も開催しました。
 東京都内の10校の小学校から集まった子供たちは総勢526人。今年は『地球温暖化』と『生物多様性』をテーマにプログラムを行いました。
 スタッフ紹介のあと、グループに分かれてフィールドへ。
 さぁ、一番大きな葉っぱはどれだ?一番小さな葉っぱはどれだ?
 まずは御苑の主の風格あるモミジバスズカケノキのまわりで、落ち葉探し。色づいた葉が風にはらはらと舞っています。
 「あった!」「わーおっきいね!」「これ小さいよ!」
 よーく見てみて、同じ木でもこんなにいろいろな形があるのです。
 さあ、次はその落ち葉の下を見てみよう。何があるかな?
 小枝で優しく土を掘ってゆく子供たち。「あったよ!」「きゃーこれ何?」あちこちから歓声がわき上がりました。
 たっぷりと太ったミミズに、毛虫の幼虫などなど。落ち葉の積もった土の中には 様々な生き物たちが暮らしています。
 観察の後はまた落ち葉をかけてもとにもどしておきました。
 この木の名前はなんだろう?ヒントは葉っぱの形です。
 見事な紅葉のラクウショウ。「落ちる羽の松」が名前の由来ですが、まさに風に舞う葉は羽のよう。
 「これなんだ?」地面からのびた気根に興味津々の子供たち。これは呼吸をしている根っこ。う〜ん、どうかな?じっくり感触を確かめています。
 遠足などで御苑に来たことのある子供たちが多かったのですが、スタッフのヒントをもとに、様々な発見を楽しんだ今回の移動教室。身近な自然のなかに、環境を学ぶきっかけがあるのです。