御苑ニュース 
色づき始めたイチョウとユリノキ
2002年11月7日
 11月7日は立冬。暦の上では今日が冬のはじまりです。
 ここ数日間めっきり寒くなってきた園内では、サクラやユリノキなど木々の葉が色づき始めてきています。
 旧洋館御休所の横にある園内で最も高いユリノキは、黄・茶の鮮やかな秋色に染まりました。
 色づいた葉の間から見えるのは筒型の実。葉が落ちてからもゆっくりと開き、まるで細長いチューリップのような形になります。
 ユリノキのちょうど隣の、大きく枝を張ったイチョウ。
 地面をなでるように、大きな枝がたっぷりと伸びています。
 不思議なことにこのイチョウ、隣のユリノキが色づき始めると同時に、葉の色が黄色く変化してゆくのです。
 ユリノキに誘われてひとあしお先に鮮やかに黄葉したイチョウ。園内のイチョウの葉は、まだ青みがかっています。
 イチョウは中国原産の樹木で室町時代に渡来したといわれています。
 中国名「鴨脚(ヤーチャオ)」が変化してイチョウになりました。扇形の葉がカモの足に似ていることが名前の由来。
 また、小さな白い皮に包まれた果実を銀にたとえて、実を銀杏(ギンナン)と呼ぶようになりました。
 神宮外苑の有名なイチョウ並木も、実は新宿御苑の木を親木としています。
 今月下旬には、大木の足元に敷き詰められる、黄金色のじゅうたんが楽しめます。