御苑ニュース 
菊花壇展が始まりました
2002年11月1日
 皇室ゆかりの菊花壇展が初日を迎えました。
 7種類の特色あふれる花壇が、華やかに日本庭園を彩る菊花壇展。
 丹精こめて育て上げられた菊の花々が、風情あふれる伝統の舞台に咲き誇ります。
 お茶室・楽羽亭の正面に設けられた、一文字・管物菊花壇。
 黄・白・紅の色彩を基調に配色よく植え込まれています。
 太く長い花びらが特徴の一文字菊は、御紋章菊ともよばれる一重咲きの大輪菊。
 管物菊は細い筒状の花びらが特徴で、糸菊の別名があります。
 こちらは大菊花壇。
 お茶室・翔天亭のそばに設けられています。
 黄・白・紅の配色の美しさが、神馬の駒の手綱模様に似ていることから、このような植え込み様式を「手綱植え」とよんでいます。
 咲き誇る花の花々の美しさと、天然の素材を生かした上家(建物)、そして色づき始めた庭園の風景との調和を鑑賞する、新宿御苑の菊花壇。
 正面から、右から、左から。まっすぐ並んだ一列の菊の凛とした表情。交互に並んだ菊の色彩の躍動感。表情豊かな菊の花々。
 いくつかの花壇はみごろをむかえていますが、栽培担当の職員によると、みごろは来週末。
 ふくらみ始めた小さなつぼみが開くころ、日本庭園は錦絵のような風情あふれる美しさに包まれます。