御苑ニュース 
秋の宝物み〜つけた!
2003年10月16日
 垣根の垣根の 曲がり角♪ たき火だたき火だ 落ち葉炊き♪
 あたろうか あたろうよ♪ 北風ぴいぷう 吹いている♪
 垣根の垣根の 曲がり角♪ たき火だたき火だ 落ち葉炊き♪
 あたろうか あたろうよ♪ しもやけお手手が もうかゆい♪
 本格的な秋の訪れ。ポケットで手を温め始めるこの季節、童謡「さざんか」を懐かしく思い出します。
 サザンカといえば、秋から冬にかけてみごろをむかえる花。新宿御苑でも先月末ころから、各所でつぼみを開き始めています。
 深緑色の常緑の葉の間に顔をのぞかせる、ちょっとおとなしめな花。うっすらとピンクに色づいた花びらには、赤く染まったほっぺのような、どこかあたたかさな印象が感じられます。
 足元に広がった花びらのなかに、こんなかわいらしいものを発見しました。
 まるで花のような形のこれは、サザンカの実の外皮。中の実がはじけて残った皮がかたく乾燥したものです。
 ころころころ。黒豆のような、褐色の丸い実がいくつも落ちています。
 かわいらしい自然の贈り物。
 まさに芸術の秋。木々や草花のつくりだす造形の豊かさを楽しんでみませんか。