北の丸公園の四季と花と緑

○青々とたくましい大イチョウ
日本武道館前の道路を隔てた所にある大イチョウは、根元周りを残して2mほど掘り下げられ、周りに石垣が組まれ、青々とたくましい姿で佇立(ちょりつ)しています。根元近くから双幹で立ち上がる枝振りは力強く、樹高は14〜15mを超えているでしょうか。樹齢は推定200年〜300年は数えるものと思われます。以前はここに近衛師団の弾薬庫があり、万一に備えて周りを高い土手で囲み、土手の上に何本かのイチョウが植えられていたようです。北の丸公園の整備(昭和38年頃)に際し、この大イチョウのみが残されて現在に至っています。雄木で実が着きませんが、高さ43mもある日本武道館と対峙のバランスを考え、樹形がよく、将来への勢いを感じさせるこの大イチョウが残されたのではないでしょうか。

もどる

MENU