ユリノキ並木コース![]() ○お濠と石垣に映えるクロマツの枝垂れ景観(凱旋濠) 江戸城の総構(そうがまえ)が完成したのは1636年三代将軍家光の時でした。江戸城を取り巻く壮大な濠と石垣上には、外敵の進入を防ぐための多聞塀(倉庫を兼ねる)や築地塀(つきじべい)が張り巡らされていました。 しかし、塀の長さがあまりにも長いため、地震や台風のたびにどこかが壊れ、当時その修繕費だけでも大変な物いりだったようです。そこで、八代将軍吉宗は、経費節約のために1722年に塀のほとんどを取り払い、その後にマツを植えさせました。 現在の桜田門から清水門や北桔橋門(きたはねばしもん)に至る東側の土塁のない石垣には、所々クロマツが石垣面に枝を垂らして、水面に影を映しています。クスノキやマテバシイなども多い樹種ですが、クロマツの枝垂(しだ)れた風情は、また、格別な味わいが感じられます。 |
| ⇒ 歴史の証人・桜田門 |